
グリーン経営
宮園グループは環境保全を企業の社会的責任と捉え、福祉輸送部門ではISO14001
を取得し、ハイヤー・タクシー部門では交通エコロジー・モビリティ財団による
「グリーン経営」認証を取得致しました。
世界的に環境問題が深刻になっている現在、地球温暖化の原因物質である二酸化
炭素は運輸部門の排出量は全量の20%強を占め、ハイヤー・タクシーはこのうち
約2%を占めております。
二酸化炭素の削減を図り、以って環境改善を推進する為、取組の方針や体制を整え
「アイドリングストップ」「エコドライブ」の推進や計画的な「低公害車の導入」
等、自主的な目標と計画の基に取り組んでおります。
環境方針
■ 環境理念
宮園グループ(宮園自動車㈱・豊和自動車㈱)は、社是に基づき、旅客
運送事業(タクシー・ハイヤー)を通じて環境保全運動に取り組み、高品質なサービス
提供と安全な運行により地域に貢献し、企業活動と自然環境の調和を目指して社会
責任を果たします。
■ 環境活動方針
- 1
- 適切な車両整備と社内教育により快適な移動環境の提供に努めます。
- 2
- 環境負荷低減を目指し、資源とエネルギーの再利用と有効活用、排ガス、廃棄物 の削減を行い、汚染の防止に努めます。
- 3
- 環境方針に沿って目的・目標を設定し、必要に応じて見直し、継続的な改善を行ないます。
- 4
- 環境関連法規制及び当社が同意するその他の要求事項を遵守します。
- 5
- 全従業員に対して環境理念、方針を周知徹底し、環境保護の意義と重要性を認識させます。
- 6
- この環境方針は社内外に公表します。
行動計画
■ 事業活動の概要
宮園グループタクシー部
・宮園自動車株式会社 杉並営業所
東京都杉並区井草4-17-17
・豊和自動車株式会社 本社営業所
東京都目黒区東山2-5-3
環境保全責任者
宮園自動車・・・代表取締役 川村 泰利
豊和自動車・・・代表取締役 川村 泰利
環境管理責任者
宮園自動車 金康 常務執行役員
豊和自動車 新井 常務執行役員
事 務 局
経営統括本部 鈴木 邦友
■グリーン経営推進チェックリストによる現状把握とその課題
- 1.
- 環境保全のための仕組み・体制整備
平成16年6月制定(改訂H18.12.18)の環境方針 及び推進体制(組織図)に基づきレベル2を維持する。全従業員に対する 環境教育について順次行っているが、さらにレベルアップした指導が必要である。 - 2.
- エコドライブの実施
燃費等に関する目標の設定について車両ごとの燃費把握はもちろんのこと、目標達成に向け 環境管理責任者及び環境管理推進委員を通じ、全従業員にアイドリングストップやエアコン 過冷却の自粛等エコドライブの必要性・重要性の理解を図るとともに、その推進手段の整備 を継続実施するとともに、全体として取組を強化する必要がある。 - 3.
- エコドライブの実施
燃費等に関する目標の設定について車両ごとの燃費把握はもちろんのこと、目標達成に向け 環境管理責任者及び環境管理推進委員を通じ、全従業員にアイドリングストップやエアコン 過冷却の自粛等エコドライブの必要性・重要性の理解を図るとともに、その推進手段の整備 を継続実施するとともに、全体として取組を強化する必要がある。 - 4.
- 低排出ガス・低公害車の導入
現在タクシーとして使用しているTA-YXS10・ABA-YXS10が認定されている、 ハイヤーについても低公害車を今後の代替で順次導入予定である。 - 5.
- 自動車の点検・整備
乗務員や整備担当者に対する教育や情報提供を行っている。
整備項目に関しても日常点検・当社独自の1ヶ月点検・法定定期点検を実施し、車両の良好状態 を保つとともに環境に対し影響のある現象が確認された時には、直ちに臨時整備を実施する。 - 6.
- 廃車・廃棄物の排出抑制、適正処理及びリサイクル
廃棄物の処理については、適正な事業者に委託する、現在委託している業者からマニフェス ト等を完全徴収する。 - 7.
- 空車走行距離の削減及び効率的走行の推進 GPS-AVMシステム導入やモーニングサービス等、 空車走行の削減は全社で取り組んでおり、今後も効率的走行実現に向け運行管理者・整備管 理者一丸となり、乗務員への指導を徹底する。
■ チェック結果を踏まえた今後の取組方針
- 1.
- 燃費向上の観点から「エコドライブの実施」に重点的に取り組み、「ふんわりアクセル『eスタート』!」
の更なる徹底に努める。
そのため、通年での燃費改善目標を見直すとともに、エコドライブの取組状況の把握とそれを基にした 個別の指導を実施し、レベル3の達成に努める。 - 2.
- その他の項目については、当面、現状を維持する。
なお、従業員への環境教育については、エコドライブや点検・整備に関する教育・指導を通じ、 その充実を継続する。 - 1.
- 燃費向上に関する数値目標 エコドライブを確実に推進し、本年度までに平成18年度と比較して 1.188%削減することを目標とする。
- 2.
- 目標達成に向けた具体的な取組
- ①
- エコドライブ実施の徹底を図るとともに、取組状況の記録・整理を行う。
-
- ②
- エコドライブの取組状況をもとに、乗務員に指導を行う(燃費の悪い乗務員への注意、燃費 の優れた乗務員に対しての表彰)。
- ③
- 車両の走行距離や燃費使用状況、エコドライブの取組状況に関するデータをもとに燃費管 理を行い、必要に応じて取組の見直しを行う。
- 1.
- エネルギー・資源の節約 不必要な照明の消灯、空調機器の適正温度利用、水の節約を行う。
また、コピー用紙等の使用量削減やエコマーク製品等を優先的に購入するなど、資源の節約 に努める。 - 2.
- ゴミの発生抑制 使い捨て製品の購入を控えたり、分別回収に努めるとともに、資源リサイク ルを率先して行う。
- 3.
- 年間教育計画
営業所ごとに教育項目を策定し全従業員に対し実施する。
■ 「エコドライブの実施」に向けた取組
■ その他の取組
平成28年度 エコドライブ推進計画
目標値 平成27年度対比、各社平均1.17%の改善、目標保持㌔ 5.83km/L
宮園自動車:1.5%・5.87km/L、豊和自動車:0.2%・6.03km/L、
目標期間 平成28年度(H28.4.1~H29.3.31)
実施責任者 環境管理推進委員
実施方法
別途提案した、「チャレンジ25」参加、ふんわりアクセル『eスタート』!
環境保全活動Ⅲ(掲示用)で記載されている「エコドライブにおいて」、特に本年度
はチャレンジ25に参加した5年目であることから「ふんわりアクセル『eスター
ト』!」を実践するとともに、定められた車輌整備を行うことによって年間削減
目標を達成する。
また環境管理推進委員会にて月次ごとの車輌燃費データをもとに取組内容の効果を
精査し、情報交換・実施方法を見直し及び日常・定期での教育訓練内容を定める。
本年も平素より情報収集を活発に行い燃費向上の方法を模索、検討、実行する。
その他
全社的なエコドライブ推進イベントとして年一度以上の燃費向上キャンペーンを実施する。
平成27年度残念ながら実施しなかった(燃費は改善、向上した。)
平成28年度は、環境管理推進委員会にて時期、期間等検討の上実施する。


